忘れてはなるまい・・・
- カテゴリ:日記
- 2011/08/21 19:52:04
今更,と思われるかもしれないが,
http://photo.sankei.jp.msn.com/panorama/data/2011/0324ookawa01/
http://photo.sankei.jp.msn.com/panorama/data/2011/0324ookawa02/
http://photo.sankei.jp.msn.com/panorama/data/2011/0424ookawa/
をご覧じあれ・・・。
海抜0m。
河口から1km以上。
裏山に逃げれば・・・と,私も思った。
3m程のコンクリート壁が有り,その脇から登れたかどうか・・・。
倒木があって危険という判断もあったという・・・。
点呼や引き渡し,避難民の流入もあったらしい。
避難しようとしたのは,幾分高い鉄橋の堤防の上。
しかし,そことて
↓
http://photo.sankei.jp.msn.com/movie/data/2011/0414ookawa/
である・・・・・。
決して過去のことではない。
終わったことではない。
そして,人ごとではない。
恐ろしいですね。
地震での被害は殆ど無い筈です。
2階の教室が水を被ったとき,児童たちは学校を出て北西の新北上大橋を目指して避難中でした・・・。
裏山へ登るには,3mのコンクリート壁の脇を1列で登るしか無かったと思われます。
咄嗟の判断で・・・というのは,どちらに目が出るか分からないですね・・・。
河口から1km以上上流の地域故に想定外ということですが,児童も職員も犠牲になりました。
今となっては,誰も責めることはできないのでは・・・と,思ったりもします・・・。
今日も何度か揺れを感じましたし,深夜揺れを感じて飛び起きることもあります。
決して「過去」ではありません。
学校は避難所となっているため,地域の人々が流入。
指導は校庭へ一時避難して,迎えに来た保護者への引き渡しと点呼・・・と,ごったがえして時間を失ったのでは・・・と思われます。
で,学校より標高のやや高い橋を目指しているうちに・・・
二時避難場所がマニュアルに無かった・・・といいます・・・。
仰るとおりですね。
我々が被災地に学ぶべきことは山のようにありますね・・・。
黒板がかかった儘のあの教室の無残な跡、木端や流木が
ビッシリ埋もって、あの中の生徒達の運命は、余りにも悲し過ぎます
裏山への道は果たして通れたのか、咄嗟の場合人は如何に冷静な判断が出来るのか
色々考えさせられる事の多い大惨事ではあります。
まだまだ余震が続く日々ですから、仰るとおり過去のことではありませんね。
一瞬の猶予も無い時に、点呼とは・・・!
いざという時にも人間の判断は、杓子定規なマニュアルに拘ってしまう・・・、悲しいですね。
緊急時の判断力を養うことが出来るといいのですが・・・。
ほんとに一生忘れてはいけないことですねぇ!
そしてここからたくさん学ばなければなりませんねぇ。