３日前の９月晦日のこと。
昼食中，何の気無しに右の奥歯で咀嚼した途端激痛が顔面を突き上がった。
歯茎から右目，そして額まで焼けるような痛みが走り，思わず右手で眼鏡を外して左手で顔面を覆った。
周囲が驚いて，皆こっちを見た・・・。

痛みはすぐに引いた。
ところが，舌先で右上前から３番目の奥歯をちょいと舐めると，時折上述の激痛が走る。
しょっちゅうではなく，たまになのでついついそのままにしておいた。
今日の昼，またしても同じ箇所に激痛が走る。
さすがに我慢できなくなって，１時間休みを貰って早退して，近所の歯科(相方と上の子がかかったところ)へ行く。
何と７年ぶりの歯科受診となる。
多分http://koshipiatti.wordpress.com/2004/10/01/%e5%8f%a3%e5%86%85%e7%82%8e/の時以来と思われる。

電話１本入れてのほぼ飛び込みに近い状況だったので，相当の待ち時間を覚悟してここぞとばかり本を２冊持ち込んで，読書に勤しもうと思ったのだが，問診票を書いた後10分も待たずに呼ばれた。
７年も行っていないうちに，歯科医療のハードウェアはえらく進歩したようだ。
ディジタル化されたX線画像が治療台上でモニタできるし，カメラ自体がかつての形状とは全く違ったものとなっていた。
自分の歯のX線画像を見るというのは気分の良いものではないが，かつて外科で頭骨を見たときよりはましだった・・・。
担当の方は，アラサー(否もうちょい上か・・・)とおぼしき女医さんで，この間実家の母親が入院したときの循環器科の先生といい，どうも女医さんづいているようだ(笑)。
そういえば，かつて若い頃かかった歯科は，何故か知らないが看護士さんも事務のおねいさんも粒ぞろいで(笑)，通院が妙に楽しかったことがあった(爆)。
歯科通院なんて，本来何の楽しみもないものなのだから，これぐらいの楽しみがあっても良いのでは・・・と思ったものだった(をい)。

・・・で，７年たってあちこちが痛んでいるとのこと・・・。
問題の激痛の箇所は，歯の根幹が細菌に感染して膿んでいるということだった。
以前の治療でかぶせたやつを外して，周囲を削ってそのままの状態なので，歯の内部が剥き出し(神経は抜いてある)なので，右側では噛めない状況となった。
次の予約は何と９日後。
それまで４日分のペニシリンを貰った。
痛む場合は，市販の鎮痛剤服用(私は偏頭痛持ちなので常備している)で良いらしい・・・。

しかし，あと10日近く大穴開いたまま，というのも困ったものだ。
舌先で触れないよう・・・とは言われたものの，ついつい気になって触ってしまう・・・。
で，帰宅後すぐにビール(もといバーリアルだから雑酒)空けたのだが，良かったのだろうか・・・。
一応，アルコール消毒ということにしておくが・・・。