Nicotto Town


koshiのお部屋分家


昨日の中身・・・

昨日買ってきたやつを早速組んでみました。
航空自衛隊主力戦闘機F4EJファントムII。
ヴェトナム戦争終結の1973年に配備され,改良型のF4EJ改が支援戦闘機として現役,しかも我が空自を含む8カ国において今尚現役というF15以前のベストセラー戦闘機の1つです。
TOMYTECの技Mixシリーズの最新作になります。
7年前に見に行った基地祭では,F15JやT4,米空軍のF16等と一緒にF4EJ改が展示されておりましたが,その存在感は抜群で,古き良き時代の面影を残した機体は,近代化されたマルチロールファイターには無い美しさと格好良さがありました。


・・・で,先週組んだF15Jと同様,百里基地所属第305航空隊所属機です。
茨城県を代表する梅の花を配ったスコードロンエンブレムは,垂直安定板に誇らしげに描かれています。
胴体および主翼上下両面には精細な筋彫りが施され,墨入れのし甲斐があるのは勿論ですが,機首下の唯一の固定武装であるバルカン砲周辺など,かつて若い頃組んだハセガワの1/72よりも遙かに良いできです。
ただ,脚柱などあまりにも精細すぎて,強度的に問題はありますが・・・。
また,機首のピトー管は金属製の別部品ですが,機首の穴が小さくなかなか入りませんでした。
0.3mmのスクラッチドリルで穴を開けるように指示がありましたが,生憎手元にそのような精度のものは無く,0.3mmの墨入れ用シャープペンの消しゴムに刺さっている針金を利用したのですが,なかなか上手く開きませんでした・・・。


・・・という訳で,今となっては極めて懐かしい機体を制作しました。
思えば,私の子どもの頃,空自では最後の有人戦闘機と言われたF104J からF4への機体改変が行われました。
また,グァムや嘉手納からは連日のように「北爆」のために,空軍機が飛んでいた時代でしたし,さらに西の中東では第3次・第4次中東戦争が勃発して,イスラエル空軍のF4Eがエジプト(当時はアラブ連合か?)やシリアの旧ソ連製のミグとドッグファイトを行い,圧倒的なキルレシオを誇っていた時代でもありました。
そうした意味でも,F4EJはまさしく私の時代の戦闘機でもありました・・・。


因みに,フィギュアのヘルメットは,前席のパイロットのみ前縁を赤で塗装してあります。
これは,305空所属の神田鉄雄二尉に敬意を表したものです・・・。
尤も,神田二尉と航法士(ナビゲーター)の栗原宏美二尉の機体番号は680番で,方向舵とエアインテイクのスプリッターベーンには新撰組のだんだら模様が描かれていましたが・・・。

で,例によって画像は
        ↓
http://blog.goo.ne.jp/fw14b_2005/e/0eae22aa58827ebb6f96c7a6b7f02429

よろしかったらどうぞ・・・。

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2012/02/28 22:31
meianさん,今晩は。
いやー,最新作だけあって,ディテールは入神の出来でしたね。
1/144でこれだけ再現できるとは思いませんでした。
但し,前脚扉は厚すぎ(削りましたが),主脚扉は填め合いが???てした・・・。
現在F4EJは退役して,偵察型のRF4EJと支援戦闘機のF4EJ改だけのようですね。
生で1度見たときは,その存在感たるやF15Jの比ではありませんでした・・・。
F104Jとかもモデル化して欲しいですが,無理でしょうね・・・。
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2012/02/26 19:26
今晩は。
おー、これは前作のF-15よりも筋彫りが多いし溝の細さも微妙に違っていて、
墨入れ魂を揺さぶったようですね^^。入魂の墨入れです。隅々まで気の入った仕上がり、お見事です。

このF4EJも私のDVDに登場します。対地ロケットや20mmバルカン砲の発射シーンなどもあって
なかなか精悍な印象です。更に、百里基地には偵察機や戦術偵察機に改造された機体もあって
万能戦闘機といえる存在らしいですね。




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