Nicotto Town


koshiのお部屋分家


蜃気楼の戦士II・・・

怒濤の一週間がようやく過ぎた。
ふらふらで帰宅した後,目をこすりながら組んだ一作を仕上げました・・・。


ダッソー・ミラージュ2000P。
ペルー空軍第412飛行隊所属機です。
20世紀末の欧州諸国は,アメリカに負けまいと独自の戦闘機を開発したが,フランスのダッソーやスウェーデンのサーブはその典型であり,現在もグリペン,ラファールといった自国製の戦闘機を開発・使用しているあたり,プライドの高い国民性が躍如としている気がします・・・。


ペルー空軍のミラージュ2000は12機ですが,他にもギリシァ,インド,台湾,UAE,ブラジル,カタール,エジプト,ブラジル・・・といった国で使用されています・
興味深いのは,イラクやヨルダンといった中東諸国は,本機の導入を予定していたものの,湾岸戦争によって頓挫したことです。
私が思っていたユダヤ-西側,アラブ-東側といった図式が,如何に皮相的にして短絡的であったか思い知ると共に,大国の思惑と小国の理念とは必ずしも一致しない・・・という当たり前のことを再認識しました・・・。

キットは,例によって1/144の食玩の中古を,200円で買い叩いてきたものです。
ユーロジェットコレクションとかいうシリーズで,ユーロファイター2000とかバナビア・トーネードとかがラインナップされていました・・・。
主翼の精細な筋彫りは良いのですが,胴体のそれは浅く,何カ所か彫り直しています。
ジェットインテイクの填め合いが劣悪で,何度も仮合わせを繰り返しましたが,左側は最後までうまくいきませんでした。
また,イージーキットのせいか,キャノピーには固定用のヒンジが付いていて,それが透明度を損ねています。
ま,サイドビューではフロントコンソールに見えないこともないのですが・・・。


・・・と,いうことで公開します。
ダークイエローとミドルストーンの迷彩は,WWIIの北アフリカ戦線での英軍機(スピットファイアMk.VbとかカーチスP40キティホーク)を思わせる配色です。
アンデスの山間部を飛ぶのでこういう色なのでしょうか・・・。


例によって画像は本家です。
オタな話題に触れていただければ幸甚です・・・。
        ↓
http://blog.goo.ne.jp/fw14b_2005/e/e3774fccdb184b071aafd3c2cd97e5c6

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2012/06/15 17:22
こんにちは。
遅まきながら拝見しました。
いつもながらの丁寧な作りこみ。
迷彩の色がユニークで、しかもノーズがブラックで締まっていて重量感がありますね。
スマートなカラーリングの仏軍機よりも戦闘機らしく感じました^^。
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2012/06/11 21:38
ヒデさん,今晩は。
インテークの隣に,整流板のバルジがありまして,カナード翼の付け根のように見えます・・・。
空力の問題でしょうが,明らかにIII型より新しくなった感じですね。
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2012/06/09 23:19
ミラージュがちょこっと新しくなってどことなく英国機テイストの入ったミラージュですなー




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