Nicotto Town


koshiのお部屋分家


三角翼の老兵・・・

これも結構前に組んだものではあるのですが,続いている独機の合間に掲載します・・・。


コンベアF106Aデルタダート。
第159戦闘要撃飛行隊フロリダ州兵空軍(ANC)ジャクソンビル基地配備機。
例によって食玩の「センチュリーコレクション」なるシリーズの一作で,3機目のF106(通称シックス)となります。
食玩とは云え,全体のディテールが良く,素性の良いキットと言えるかも知れません。
只,胴体の筋彫りが甘く(主翼は良い),多少の彫り直しを余儀なくされました。
機首のピトー管は若干削りましたが,まだ太い印象です(これ以上は強度的に苦しい。以前ならピアノ線差したのだが・・・)。


F106の任務は,防空軍団(ADC)の主力戦闘機として米本国以外だとアラスカやカナダ,アイスランドに配備され,冷戦時代は旧ソ連の脅威に備えました。
それが以前ほどではなくなった70年代以降は,主に州兵空軍の主力として何とF15の配備が整ってしばらく経った87年まで現役でした。
確か初飛行が56年と記憶しているので,30年以上運用され続けた長寿機ということになります(我が国のF4EJやF15Jもですが・・・)。


50年代後半,とにかくより速く重武装で・・・というコンセプトのセンチュリーシリーズ(F100D,F101A,F102A,104G,F105F,そしてF106A)は,今こうして見ると実に味のある機体ばかりでまさに古き良き時代の強いアメリカを象徴していた・・・と言えるのかも知れません・・・。

例によって,画像は本家です。
       ↓
http://blog.goo.ne.jp/fw14b_2005/e/fd9d2610a88dbd833ffda3e51879a6bf

宜しかったらどうぞ・・・。

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2012/08/17 16:24
meianさん,今晩は。
当時の少年誌には小松崎画伯の筆になる精緻な絵物語が載っており,胸をときめかせて見入ったものです。
デルタ翼機はSFチックで,近未来的な感じがしましたが,当時は最新鋭だったということですね。
今見ても決して古くさくないですし,むしろステルス性能を持つ最新鋭機よりも遥かに味があります。
有井から1/144のF102Aが出ているので,組んでみるのも良いかな・・・と思ったり・・・
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2012/08/15 15:01
こんにちは。
デルタ翼の戦闘機を最初に見たのは、はるか昔・・・、冒険王(だったか?)の見開きグラビアにあった
小松崎茂さんの精密なイラストだった・・・。
こんな変な翼でも飛ぶんだ・・・、と不思議に感じたことを覚えています。

しかし、今こうして見るとシャープさと安定感がマッチしていて見飽きませんね。
いつも以上に仕上がりの良さが感じられました。




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