南羽州紀行,2012-其之参 グルメ編
- カテゴリ:グルメ
- 2012/08/18 14:45:32
山形の名物と言えば何と言っても蕎麦です。
旧村山郡から旧最上郡にかけての最上川一帯は,舟運とともに蕎麦作りが盛んでした。
山形県内を南北に貫く国道13号線と最上川を挟んだ対岸(西岸)には国道347号線が走りますが,河北町から大石田町にかけては「そば街道」と呼ばれ,名物の蕎麦を食すことが出来ます。
随分前になりますが,故里である庄内からの帰途村山市の碁点温泉で,名物の板蕎麦を食したことがあります。
また,山形県内各都市は現在ラーメン立国もしています。
昨年紹介した米沢ラーメンなど最たる例ですが,米沢以外だと赤湯(南陽市),上山,酒田等には独自のwebページも有りますし,鶴岡,新庄といった諸都市でもご当地ならではのラーメンを食すことが出来るようです。
・・・で,前の晩リサーチしていった結果http://www.hotpepper.jp/strJ000291352/に行くことに。
何と定食屋さんですが,ラーメンもいろいろあるしメニューの豊富さも魅力。
宿から程近いし,夕食には持って来い。
さらには,上記サイトからクーポンをDLしたら,何とソフトドリンクが一杯ずつ付きました(250~300円)。
で,せっかくだからラーメンを・・・と思ったのですが,何せ日中水に入って消耗したせいか腹が空ききっており,どうしてもがっちり食べたくなって,私は邪道とは思いながら定食を頼んでしまいました。
これがまた実に美味で(画像参照),満腹かつ満足でした。
下の子がラーメンを頼んだので,ちょいと食してみたらこれがまたさっぱりしていて美味しい。
60年前から営業しているという老舗だそうですが,地域の方々に愛されてきたのがよく分かりました。
翌日の昼食は,
「昨日ラーメン食べたから・・・」
という下の子の一言で,蕎麦を食すことに決定。
只,名物の板蕎麦って,確かに美味ですが値段が高いという難点があります(1人1,000~1,200円ぐらい)。
ですから,ここは河北町名物である肉蕎麦(冷やし)を食す店に行くことにしました。
これなら,1食あたりラーメンと同じぐらいの値段で食すことが出来ます。
ところが何軒か回ったところ休業日だったり,莫迦混み(駐車場満車の上,店の前に行列)だったり・・・と,目を付けた2店がOUT。
ようやく3軒目に入った店http://umappu.com/ikkyuan/は駐車場も広く店の前に行列も無かったのですが,12時台だったので店内で10分程待たされることに。
他の3人は名物である肉蕎麦を頼みましたが,私は敢えて肉中華を注文。
で,周囲を見ると皆げそ天を食している・・・ということはこれは美味しいのでは・・・と思い,敢えて追加。
最初は,ざるそばや米沢名物の冷やしラーメン(ラーメンのスープをそのまま冷やしたもの)のような味か・・・と思いきや,温いスープ。
この温さが食感をそそります。
とにかく絶品でした。
肉蕎麦と肉中華はスープも異なり,どちらも最高。
げそ天を入れるとさらに・・・だったのは言うまでもありません。
・・・ということで,結びにしますが,今回は地方史の蘊蓄を語って食べ物について書いたので紀行文からは程遠いものとなってしまいました。
あとはしばらく遠出の予定も無いのが残念ですが,違う根多で明日からまた書ければ・・・と思います。
例によって画像は
↓
http://blog.goo.ne.jp/fw14b_2005/e/81e5854e8d714da14f005ff7209adb63
をどうぞ・・・。
身近な歴史を知るのに,寺社は一番手っ取り早い存在かも知れません。
寺社巡りをすると,境内に漂うただならぬ空気を感じます。
霊気なのかどうかは分かりませんけど・・・。
だからこそ,寺社巡りをしたくなるのだと思います。
福岡の地名の由来は,現地でもあまり知られていないのでしょうか・・・。
かく言う私も,黒田如水を主人公とした司馬遼太郎の「播磨灘物語」で知ったのですが・・・。
黒田節は名曲ですね。
こうした曲が伝わっていることこそ素晴らしいと思います・・・。
料理を撮影するには技術を要しますが,なかなか上達しません・・・
南羽州紀行、拝見しました。
koshiさんの歴史への造詣の深さが如実ですね^^。
武将滅ぶとも寺社は栄える・・・、写真は証明ですね^^。
お子さんたちも、薫陶を受けて歴男・歴女の卵・・・かな?。
我が福岡藩の来歴も勉強になりました。
私は、黒田節の母里太兵衛の槍取りの話くらいしか知識がありません;;
グルメ編の写真はどれもシズル感たっぷりで、よだれが落ちそうでした^^。
ご当地ラーメン食して当たりだと嬉しいですね。
私は肉中華を食したので,一応ラーメンの範疇かと・・・
あっ食べられたのは蕎麦ですねwww