Euroの竜巻・・・
- カテゴリ:その他
- 2012/09/02 19:04:05
現在スケール物を組んでいる最中なのですが,その間隙を縫って200円で買い叩いてきた中古の食玩を組みました・・・。
パナビアトーネード攻撃機。
今考えると,東西対立の所産とも言うべき機体かも知れません。
ベルリンの壁やヴェトナム戦争,中東戦争に代表されるように,60年代は「雪解け」後の東西対立が激化した時期でもありました。
当時の西側陣営の主力戦闘機はアメリカ製のF104であり,ワルシャワ条約機構軍が西独国境を突破してきた際に要撃するマルチロールファイターの開発が急務とされました。
西独,蘭,白,伊,加,英の6ヵ国は,共同で開発に着手。
西独にPANAVIA社を設置し,開発に当たった結果出来たのが当機です。
尤も,蘭,白,加は経済的理由から撤退し,エンジンは残りの3ヶ国が共同で開発したターボ・ユニオン社製のRB199が搭載されました。
3ヶ国以外では,サウジアラビアが使用
もし,80年代に東西の武力衝突が起きていたら,間違いなく東西独国境に当機が飛んでいたことでしょう・・・。
先日のリビア革命では,イタリア空軍が飛ばした模様です・・・。
ま,食玩なので,細かいことは・・・と思いますが,流し込み用の接着剤で隙間を埋めて墨を入れただけで少しは見られるようになったでしょうか・・・??
食玩のデッドストック消えたので,いよいよスケール物に・・・。
画像は本家に。mixiの画像うpをサボりっぱなし・・・。
↓
http://blog.goo.ne.jp/fw14b_2005/preview&t=1346580027343
手を加えると少しは見られるものに・・・というのが最近食玩を組むときの楽しみとなっています・・・(手はかかりますがが)。
可変翼です。
翼の角度を変えると,パイロンに装着した増槽やAAMは連動するのか素朴に疑問ですね・・・。
でないと空気抵抗が・・・。
食玩と独機にかかりっきりで,肝心のスケール物が・・・
食玩です。
Euro Jet collectionとかいうシリーズで,普通にスーパーで450円ぐらいで売っていたやつです。
精密な筋彫りとか,侮れないですね。
一応1/144で,組み立てキットですから・・・。
これもすっきり、良い仕上がり!とても200円の製品には見えません。
主翼が機体後部寄りのためにスマートに見えますね。
主翼は可変・・・ですか?
だとしたら侮れない精密さ〜