Nicotto Town


koshiのお部屋分家


蹴球雑感・・・

イラク戦観戦中。
イラク戦というと,ついつい93年10月のドーハを思い出してしまう。
空前のサッカーバブルの時代のことである。
Jリーグ発足のこの年,猫も杓子もサッカー・・・といった感があり,それはドーハの悲劇によって終止符が・・・と思いきや,かえって盛り上がることになったのだから分からないものだ・・・。
そう言えば,あの時イラクのサポーターが,サダム・フセインの肖像が描かれた巨大な横断幕を持っていたことを思い出した。


全く関係ない話だが,サッカーの世界的広がりには当時の政治が密接に関係していると思う。
野球が北米を除くと中南米カリブ海諸国と極東(あとは蘭白伊といった一部の欧州)に限られているのに対して,サッカーは発祥の地たる欧州のみならず,新大陸や中東を初めとするアジア諸国,新大陸やアフリカ,豪州でも行われている。
勿論,これはサッカーが野球よりも面白く,各国の人々の心を捉えたから・・・などという単純な理由ではあるまい。
欧州発祥のサッカーが,海を遠く隔てたラテンアメリカ諸国やアジア・アフリカでも盛んなのは,何のことはない当時の帝国主義の所産だと思う。
大航海時代と言えば聞こえはよいが,何のことはない簒奪と侵略の時代である。
近世になって,欧州から南蛮人によって中南米に,英国を初めとする白人によってアフリカや中東にもたらされた・・・ということだろう・・・。
そうした意味において,近年極東諸国でF1やWCが行われるようにようになった事情と似ている。
つまり利権絡み・・・ということである。
勿論,東西文化交流などという綺麗事が最大の要因ではあるまい・・・。


・・・ということで,終盤。
細貝は分かるが,ハーフナーマイク投入か・・・。
・・・と思っているうちにホイッスル・・・。
前田のゴールは殊勲だし,序盤の川島のセーブも素晴らしかったが,もう2点は取らないと・・・。
関係ないけど,松木さんの声が川井ちゃんに聞こえてしまった・・・。
次は11月のオマーン,3月のヨルダンとアウェイか・・・。
そんで6月に豪とイラク。
豪戦以外アウェイとは,苦しい戦いが続きそうだ・・・。
それにしても,ドーハもジョホールバルもだんだん過去のことに・・・。





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