Nicotto Town


koshiのお部屋分家


Hornets・・・

題名は,漫画「Major」(個人的には興味なし)の主人公の居た大リーグのチームのことではなく,勿論米海軍・海兵隊所属の戦闘攻撃機F/A18のことでもない。
文字通り胡蜂のことだ。


仕事を6時に切り上げ,渋滞の中を入院している父を見舞い,母に連絡を入れて帰宅したのが7時半近く。
相方の車が無く,家の中は灯が点いていた。
買い物でも行ったか・・・と,その時は思っていた。
郵便受けを探って小用を足し,洗面所で含嗽。
PCの電源を入れてからビールのトリガーを引こうか・・・と思って近づくと,何とPCが立ち上がっている。
しかもスクリーンセーバーが動いている。
今朝は間違いなく消したし,もし上の子がエ□サイト(伏せ字になっていないか・・・)見たらどーすんだ・・・と,マウスを取ろうとしたら,でかい四つ切り画用紙がキーボードの上にあり,ミミズの這ったような下手くそな字で以下のように書いてあった。


○○(下の子の名前)ハチさされた。
病院いく。
2階にハチいる


紛れもない相方の字だ。
さすがに仰天した。
時刻を確かめると7時33分。
急いで相方に電話する。
足下でスマホがブルった・・・(怒)


マウスを動かすと,北部救急診療所のサイトが開いてあった。
ここに行ったのか・・・と判断する。
取り敢えず電話すると,先程電話があったがまだ来ていないとのこと。
来たら,即電話寄こすようにお願いする。
一体どこを刺されたのか,蜂の種類は何なのか,容態はどうなのか,本当に上記診療所に行ったのか,皆目分からず不安だけが募る・・・。
慌てふためいて携帯を忘れたのは気持ちが分からんでもないが,書き置きが何の効力もなく,不安を増大させるだけなのに腹が立った。
私の携帯に連絡も無かったし・・・。


こうして待っていても埒があかん・・・と思い,北部救急診療所に車を走らせる。
気が急くこういう時に限って信号運が悪く,全部引っかかる。
途中,事故処理をしているのを見て一瞬青ざめた・・・。
診療所に着くと,路駐している相方の車を見つける。
しょうもない,待合室で交替して駐車場に入れさせるか・・・と思って,まずは有料駐車場に行ったら生憎,前に居た車が何度も切り返しを繰り返していて,待たされる(そうしているうちに,別の車が後ろに付いた)。
ようやく車を置いてキーを預け,マンションの2階へ駆け上る。
待合室に姿は無し。
診察中か・・・と,受付に聞いたところ,
「たった今帰えられました」
と聞き,仰け反りかけた・・・。
泡くって地上に降りたら,路駐していた相方の車が無い。
見事な行き違いだった・・・。
あまりのタイミングの悪さにまたしても頭に来たが,何処を刺されたかはともかく大したことではなかったのが分かり,取り敢えず安堵する・・・。


帰途も信号に引っかかり気を揉んだが,丁度相方が玄関を解錠している時に帰宅。
動転して携帯を忘れたのは事実だったが,私には連絡を入れたという。
着信履歴無いぞと言ったら,相方の発信履歴に間違いなく7時15分私宛の履歴があった。つまり,私が母に連絡を入れている際に来たということになる。
発信音がしたのか,「只今電話に出ることが出来ません」だったのか,「この電話は電源が入っていないか,電波の届きにくい場所に・・・」だったのか,話中のツーツーだつたのか覚えていないという(ツーツーだったのだろう・・・)・・・。


とにかく気を揉んだが,取り敢えず子どもが無事で良かった。
どうやらズボンを履き替えようとしたら,中に蜂がいて刺されたらしい。
どんな蜂だったのか相方に聞くと,頭がオレンジだったことしか覚えていないという。
嫌な予感が走る。
数年前,2月という冬の最中に,朝シャツに袖を通した相方が蜂に刺されたことがあった。その時は地蜂のような黒い奴だったし,高校3年の時私が刺されたのは足長蜂だった(何と靴の中にいて,履いたら刺された)。
その時はアナフィラキシーショックで,大変だったことを思い出した。
オレンジ色の頭・・・ということは胡蜂では・・・。
2階の寝室に行き,落ちていたズボンを見ると,何と体長4cm程の胡蜂が居た・・・。
咄嗟に,手近な新聞を丸める。
オバマ大統領再選のトップ記事のやつだ。
蜂は一瞬こっちを見た。
かくなる上は,オバマをお見舞いするか・・・と思ったが,胡蜂は頑丈なことで知られる。
オバマを命中させたとしても,一撃で致命傷を与える自信はない。
かくなる上は・・・と,となりに落ちていた厚手のズボンを拾う。
動きの悪そうな蜂にバサッとかける。
見事成功。
後は,気の毒ではあったが,上にオバマを置いて踏んづけた。
おそるおそる避けると,何と未だ生きていた。
合掌しつつ止めを刺す・・・。
蜂を庭に葬り,軒下に営巣していないか探す。
何せ夏場に足長蜂が営巣していたので・・・。


しかし,洗濯して干した衣類の中に蜂がいたとは驚きである。
しかも胡蜂だ・・・。
幸い強めの軟膏を塗布しただけで,今のところ何ともなかったが,恐ろしい・・・。
これからは乾いた洗濯物を確かめないと・・・。
それにしても,何日間か洋服箪笥の中に居たことになる。
弱っていたところ,最後の力を振り絞って刺したのだろうか・・・。


胡蜂の巣の駆除は,素人では出来ないという。
明日,明るくなったらもう一度周囲を見回りたいが,胡蜂が大量発生というニュースは本当だった。
恐ろしい限りである・・・。

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2012/11/15 00:32
meianさん,今晩は。
いや~,ビールを早速・・・と思った矢先でしたからね・・・。
とにかく驚きました。
仰るとおりオオスズメバチでしょうね。
数日箪笥の中に居て弱っていても数回踏んづけて生きていたので,まともな状態だったら勝てなかったかも知れません・・・。
2度目がやばいということなので,用心していますが・・・。
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2012/11/15 00:29
ことりさん,今晩は。
近所に森があるし,山もあるという田舎ですので,蜂の巣は至る所にあります。
長野は昆虫食のメッカでして,蜂の子が特産です・・・。
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2012/11/09 10:41
こんにちは。
大変な一日でしたね。
小さなお子さんのことだけに心配が募ったことでしょう。
黄色の頭ということは、オオスズメバチでしょうか…。
見るからに恐ろしい色形をしていますね。
大したことが無くて良かったです。
お疲れさまでした。
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2012/11/09 04:17
恐ろしいですね!!
近所に巣があるんでしょうかね?
こないだ長野行った時も歩いてふと見上げたら巣がありました(壊れて蜂はいませんでしたが)




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