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koshiのお部屋分家


見晴るかす・・・

見霽かす,見晴るかす・・・はるかに見渡す,見晴らすの意。


日本語には時々,あっと瞠目するような美しい響きを持った言葉や,あまりに的確に物事の様子を描写する言葉があります。
この「見晴るかす」という言葉など,その典型かと思われます。
茫洋たる広さと雄大さ,そして色彩感が感じられるのは私だけでしょうか・・・。


広大な北海道の大地や筑波山頂から俯瞰した武蔵野の情景といったものも,それに相当するかもしれませんが,個人的には白い波頭が砕ける紺碧の海を望んだ光景が思い浮かびます・・・。
それも,九十九里のような見渡す限りの遠浅の砂浜ではなく,高台から遥かに海を見下ろす街の風景-例えば,横浜とか神戸とか-が・・・。


横浜国大の学生歌の題名が「みはるかす」で,冒頭は「みはるかす青海原に・・・」となるそうです。
かつて若い頃の思い出が有る山の手や和田山あたりのイメージに絶妙にマッチします。
横浜国大は,保土ヶ谷区の相鉄沿線なので(星川とか和田町近辺は仕事で歩きましたが,北側が丘陵となっているようです),果たして「見晴るかす」なのか分かりませんが・・・。


個人的には,「見晴るかす」というと,やはり↓です。
http://www.youtube.com/watch?v=ebbGJh4Sz6k&feature=related
横浜と共に神戸は,やはり「見晴るかす」という言葉が似合う街です・・・。
でもって,やはりオリックスはバファローズではなく(バファローズはやはり近鉄だ),ブレーブス(阪急の方が似合うけど)かブルーウェーブです・・・。
イチローを初め田口とかパンチ佐藤とか,ヘルメットの赤い3本ラインが似合う仰木監督時代が今となっては懐かしいです・・・。
ブルーウェーブ→青い波→青海波・・・と,これまた美しい日本語を連想します・・・。





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