Nicotto Town


koshiのお部屋分家


惜しい方を・・・

今朝,ふとした拍子にCD棚を見る。
最近は買うことが少なくなったが,数年前までは安価なDVDソフトをよく買っていた。
特にお気に入りの映画作品を幾つか収集した時期があり,目に入ったのは,ザッカー兄弟とジム・エイブラハムズがメガホンを取ったレスリー・ニールセン主演のお莫迦映画「裸の銃を持つ男」。
そういえば5年前の今頃買ったっけ・・・などと新聞の三面記事下の死亡広告を見る・・・。
何とレスリー・ニールセン死去,享年84・・・。
虫の知らせというやつか・・・。


レスリー・ニールセンの名を高めたのは上記「裸の銃」シリーズだが(私は全部見た),私が最初に見たのは20数年前,深夜に突然民放系で放映された同じくザッカー兄弟による
「フライング・ハイ」(原題“Air Plane”)だった。
これは確か「メィディ5,000フィート」とかいう航空パニック映画のパロディで,乗員が食中毒で皆倒れ,WWIIのエースパイロットだったが,戦争のトラウマを抱えた若者が操縦を替わって,シカゴ国際空港に見事着陸させる・・・という内容だった。
ザッカー兄弟とエイブラハムズの作品だから,当然随所にお莫迦なギャグが散りばめられ,ドリフのような王道のドタバタであった(ニールセンは加藤茶や志村と競演したことがある)。
そこでのニールセンは,一見渋い中年の医師の役で,じつはとんでもない・・・といういつも通りのキャラで,続編の「フライング・ハイ2-危険がいっぱい月への旅」でも,渋く紳士的な外見とは裏腹に,最高級のお莫迦演技を見せていた・・・。


元々は「禁断の惑星」(56)や「ポセイドン・アドベンチャー」(72)といったシリアス作品での渋い存在感で売った俳優であるにもかかわらず,お莫迦映画での怪演は素晴らしいとしか賛辞のしようがない・・・。
これだけの笑いを取ることのできる俳優が如何ほど居るのだろう・・・。
30年前にピーター・セラーズの訃報に接したときも,惜しい人を亡くした・・・と思ったものだが,今回も喪失感は計り知れない・・・。

・・・で,志村との競演はこちら・・・↓
http://www.youtube.com/watch?v=JjDA1lqmowY

アバター
2010/12/04 23:18
月蝕さん,今晩は。
確かにそれは有りますね・・・。
他人事とは思われない何かがありますね・・・。
アバター
2010/12/02 21:43
自分の観てた映画俳優が亡くなると、ビックリするよね~
私も昔ポルターガイストのキャロルアン役の女の子死んだってニュース聞いた時
ビビったもん^^;

ちょっと違うかー




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