Nicotto Town


koshiのお部屋分家


German Freeks・・・

実を言うと,ずいぶん前(今年の4月)に組んだものなので今更の感は否めないのですが・・・。
この機体に対する思い入れもあるので,根多切れの昨今,敢えて採り上げて見たいと思います・・・。


ドイツ空軍戦闘機(WWII)フォッケウルフFW190A5。
第26戦闘航空戦闘航空団(JG26)第一中隊中隊長(終戦時は司令)ヨーゼフ・プリラー中佐乗機です。
先日紹介したマルセイユがアフリカの星と呼ばれて,大戦初期に北アフリカ戦線で活躍したのに対して,プリラーはJG26に配属された1940年から一貫して西部戦線で撃墜スコアを重ねます。
英国本土防空戦やノルマンディー上陸作戦,そしてドイツ空軍最後の光芒とも言うべきボーデンプラッテ作戦といった重要な作戦に参加して,最後まで生き残りました。
総出撃数は1,300回を越え,総撃墜数は何と101機。
内訳は,英空軍のスピットファイア戦闘機68機,ホーカー・ハリケーン戦闘機11機,5機の中型爆撃機(アブロ・アンソンとかブリストル・ボーファイターとか??)5機,米空軍(以前は陸軍航空隊)の重爆(B17F/GとB24だろう)11機,戦闘機(P38,P47D,P51B/C/D??)5機だったそうで,スピットファイアの撃墜数は独空軍最高記録です・・・。


FW190はパイロットたちから「ウォルガー」(百舌鳥)と呼ばれたといいます。
その名のごとく小型の猛禽というイメージそのもので,連合軍の戦闘機と互角以上に渡り合いました。
液冷エンジンに換装して機首が延長されたD9やWWIIのレシプロ機では最高傑作と言われるTa152H等,フォッケウルフの系譜はまさに最強戦闘機のそれと言っても差し支えないでしょう・・・。
エンジンは,BMW139空冷星型14気筒。
BMWが自動車産業というのは認識が甘いと思います。
Fiat(伊:フェラーリの親会社)にせよ,Matra(仏:かつてF1のリジェにエンジン供給していた。ミサイルとか作っている)にせよ,SAAB(瑞)にせよ,航空機産業にして軍需産業でした。
例えば自動車にしても,バイエルンの白鷹と呼ばれたBMW3.5CSLは無骨な3ボックススタイルですが,決してださくありません。
ポルシェ(これまた戦車も作った軍需産業)の流麗なスタイルとは異なりますが,独特の洗練されたフォルムを持っていると思います。
これはやはりミュンヘンという都市の特徴であるのかもしれませんし,バイエルン(バヴァリア)気質というか,ワインとビールの違いというか・・・(意味不明・・・)


例によって300円台で買いたたいてきた簡易キットですが(張り線は今回も諦めました),墨入れの苦労があまり報われないのが残念でした。
実はもう一機FW190Aを買っており,それもいずれロールアウトしたいと思います。


いずれにせよ,個人的にはメッサーシュミットBf109よりフォッケウルフFW190,ポルシェ930や928よりBMW3.0CSLか3.5CSLという個人的な思い入れから,こうしたものを採り上げてしまいました・・・。
ふ・・・やはり連邦よりジオン・・・・・じゃなくて,ラテンよりゲルマンだな・・・(意味不明)。
敗色濃い1945年の春,ベルリンやウィースバーデン,ミュンヘン上空を飛ぶFW190の姿に思いを馳せつつ,やはりBGMにはワーグナーの楽劇「神々の黄昏」~終章を・・・。


例によって,画像は本家に。
     ↓
http://blog.goo.ne.jp/fw14b_2005/e/336bc2607b8b16fc3b2189f00f748e57
宜しかったら見てやってくださいませ・・・。

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2011/09/05 00:11
meianさん,今晩は。
ありがとうございます。
FW190は昔から好きで,いろいろ作ったのですが,小型キットでは75年にハセガワ1/72が出るまでろくなキットがなかったです。
手塗りで,スプリンター迷彩描いていましたね・・・。
流麗で絞り込まれたフォルムが美しいですよね。
まもなく,もう一機組みたいです・・・。
その前に,F15Jをまた・・・。
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2011/09/03 22:42
今晩は。
拝見しました。
これは、私が手を出す気にならない塗装パターンです!(キッパリ^^)
よくこんなに綺麗に仕上げますね。

私は、ドイツの戦闘機といえばメッサーシュミットと単純に・・・。
尤も今見るとメッサーのスタイルのほうがプラモみたいに感じますね。

スバルの富士重工も前身は・・・。




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