お題でございます。
最近は年が年なので，結婚式に招待されることは数えるくらいしかなくなりました。
30代前半までがやはり自分も含めてピークでして，月に２回友だちの結婚式で上京した
際は，かなり生活が圧迫されました・・・。
ま，独身の頃結婚式と言えば，新婦側のお友だちと親しくすることが唯一の楽しみでして，私のような邪な輩からすれば，他人の幸福自分の不幸みたいに思っていましたので，特に印象に残った結婚式というのは，今に至るまで有りません・・・(楽しかった二次会＋αというのはありましたが・・・)。
ですから，理想の結婚式と言われてもなかなかそれが出てきません・・・。
逆に，こういうのはちょっと・・・というのは有りますが・・・。

例えば，私が23の時に初めて出た友だちの披露宴のように，完全にカラオケ大会と化していたのは??でしたね。
当然飲んでいるわけですが，お色直し退場の際に司会の打ち合わせ通りに１曲披露が終わった途端，酔ったおっさん達が我も我も・・と，なりました・・・。
次に披露宴に出るまでのしばらくの間，披露宴とはカラオケ大会のことなのか・・・と勘違いしそうになりました。
あと，最近の流行ですが，ご媒酌人－仲人さんが居ないというのは，余計な気と金を使う必要なくて概ね好評のようです。
只，私のようなふた昔前の人間に言わせると，あれは新郎新婦だけしか前にいなくて，殺風景な感は否めませんね。
現実的に考えれば，そもそも披露宴自体は，半分は今まで育ててくれた親のためという側面や，親族や招待者の手前というのも正直言って大きいので，莫迦らしい・・・と思っても，親の顔を立てることも大事と思います・・・(痛感)。
親戚付き合いが嫌だから，友だちだけ呼んで内輪で楽しく・・・とは思いがちですが，それはそれで別の機会にすれば良い訳ですから・・・。
私は単純に新婚旅行の費用が安い２月に挙式・・・と本気で思っていましたが，真冬に隣県から奥羽越えしてやってくる親族のことを考えろ・・・と言われ，妥協点で11月にしました。
挙式自体は，ハワイでも軽井沢でも良いと思いますが(私のところは親族にとっては迷惑だろう)，披露宴はやはり地元で・・・が一番だと思います。

因みに自分の時は，ごく一般的だったと思います。
媒酌人はお世話になった知人にお願いし，仕事関連のホテルで神前挙式，披露宴のコース料理は松竹梅の竹でした。
噂に違わず，足下にナプキンの入ったペールが置いてありましたが一切使わず，酌された酒はすべて飲みきりました(自分の時は全部飲んだとある友だちに言われていたので・・・)。
お色直し退場の間隙に，目の前のお造りとステーキはしっかり食しました(笑)。
各テーブルには，緑色の瓶に入った美味しそうな冷酒のボトルが並んでおり，飲みたくて仕方がなかったのですが，皆瓶ビール(キリンラガーの祝ラベル)を持ってきて誰も冷酒を酌してくれませんでした・・・。
で，不義理なことに，その日のうちに新婚旅行に出かけて成田前泊だったので，二次会は私たち抜きでした・・・。
さらに酷いことに，出来れば休みの土曜日にしたかったのですが日曜しか取れず，来てくださった方々は，翌日仕事に行かれた訳です・・・。

新婚旅行は，欧州６泊８日148,000円という当時では破格の値段でした。
成田－ロンドン(２泊)－フランクフルト－ハイデルベルグ－ローテンブルグ(泊)－デュンケルズビュール－シュヴァンガウ－ミュンヘン(泊)－パリ(２泊)－ロンドン－成田という飛行機５便乗って(しかもボーイング757とかフォッカー1000とかレアな機体)，パリでの自由行動以外すべて食事付いたし，内容的には満足でした。
ネットなんて無い時代でしたので，旅行店回り＋ABロード(今有るのかな?)見て検討・・・と，その時が一番楽しかったかもしれません・・・。
最初は，伊豆とか信州とか京都とか国内にしようと思ったのですが，私がその時点でグァム・サイパンしか海外経験が無かったので(しかも仕事で)，敢えて前々から行きたかった欧州にしたのですが，今考えると行っておいて良かったです・・・。

・・・ということで，全くお題になっていませんね・・・