ちょい散財・・・
- カテゴリ:音楽
- 2013/06/27 22:17:30
昨日,仕事で隣の区まで行った帰りに,ついつい中古屋へ・・・。
1枚250円のCDを漁る。
あるわあるわ・・・。
○○名曲大全集とかの流れもんが,すべて250円。
SONYとEMIとRCAとPhilipsが多分100枚以上有った・・・。
でもって,RCA原盤の昔懐かしいのを求める。
30数年前にLPで買ったら,3枚で5,000円程になったものを,CD2枚で500円。
中古とは言え,法外の安値だ・・・。
フランクの交響曲ニ短調+サン・サーンスの交響曲第3番。
もう1枚は,ベルリオーズの幻想交響曲+序曲「ローマの謝肉祭」。
演奏は,シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団。
1950年代末~60年代初頭に録音された初期のステレオ録音である(ラテンと新大陸は嫌いだと言っていたのは誰だ・・・笑)。
勿論,演奏はこれらの曲の名演と長年言われてきたものばかりで(特にサン・サーンス),言わば極めつきともいうべきものであり,この指揮者らしい灼熱の演奏が楽しめるのだが,50年以上前にもかかわらず,録音また実に聴きやすい状態にある。
成る程,確かにステレオのレンジは広くないかもしれないが,各声部の輪郭が実にくっきりした録音で,アメリカのオケらしい鳴りっぷりの良さを見事に捉えている。
ディジタルリマスターの効力は勿論大きいのだろうが,当時のRCA原盤には,とんでもないものが記録されていたということになる・・・。
特に,フランクの交響曲の鳴りは見事で(パイプオルガンが唸りを上げるサン・サーンスや終章で爆発するベルリオーズもだが),晦渋と言われる(私はそう思わないが,マーラーがすべて・・・と言っている友人は,聴くと滅入るとぼろくそ言っていた)この曲最大の明晰な演奏と思う。
こういう買い物をした日は,何となく気分がよい。
只,若い頃なけなしの小遣いはたいて廉価なLPを買っていた頃に比べると,ときめきの度合いは違うのだが・・・。
↓
http://blog.goo.ne.jp/fw14b_2005/e/cf99972b727b08ec3959208a83abd1a6
わたしはクラシック音楽を聴くのが好きなのですが、CDやLPは誰の指揮のどこのオーケストラの何年のものがいいというのはぜんぜんわかりません。
いろいろな曲を聴いてみたいという気持ちで200枚以上CDを持っているのですが、8割以上ディスクユニオンなどの中古のかなり安いもの。バーゲンで100円ぐらいで買えたものも多いです。
有名な指揮者や有名なオーケストラはもちろん知ってはいるのですが、それは気にせずに曲名で買うので演奏の速度が好きかどうかや録音がいいかどうかの当たりはずれは大きいです。
たまに とーっても好きなCDに出会えます。
アルフレッドコルトーのショパン曲集
内田光子さんのシューベルト即興曲
フジコヘミングのリスト
アンドレギャニオン クラシックではないのかな?
ケニーG これもクラシックではないかな ブラームスの子守歌が大好き。
昔はこういう曲やこれらの録音のかんじが好きでした。
その曲を聴いたときの精神状態も影響するのでしょうが、涙があふれるくらい感動したものです。
ここ数年はオーケストラの曲ばかり聴くのですが、名演奏でよい録音のものがわかるとさらに楽しめるだろうなあと思うようになっています。