Nicotto Town


koshiのお部屋分家


女子SPに寄す・・・

いよいよ女子SPが始まります。
深夜なので,録画となりますが,メデイア断ちしても,結果は目に入ってしまうことでしょう・・・。
リプニツカヤ(露)が好調ですが,ここはキム・ヨナかな・・・と,思ったり,否,ステッピングアウトしても,やたら点数高いコストナー(伊)も・・・とか,非国民なことを言っていますが,8年前のトリノでは,荒川の金メダルを予想できなかったので,もしかすると・・・を期待したりして・・・(謎)


フィギュアスケートを見るようになって随分なりますが,個人的には人気選手ではなく,その次に控えるような選手を応援してきました。
女子で言えば,荒川静香や安藤美姫ではなく,太田由希奈とか中野友加里といった選手が,それに当たります。
前者のイナバウアーは絶品でしたし,後者のドーナツスピンは,軸の安定感とスピードが,世界一と思いました。
実は,この2人には妙な因縁を感じさせるエピソードがあり,05年のNHK杯は,故障欠場した太田選手の代役だった中野選手が,コストナーを退けて優勝,そしてGPファイナル(しかも3位)へ・・・というものでした。
残念なことに,その後のGPシリーズで太田選手を見ることは出来なかったのですが,一気にトップスケーターへ駆け上った,中野選手のシンデレラストーリーが,ここから始まりました。
中野選手のピークは,何と言っても08年の世界選手権でしょう。
深紅の衣装が,スカンディナビウムに映え,冒頭の3Aを見事に決め(回転不足を取られたのが残念でしたが),その後は,「スペイン綺想曲」に載せた会心の演技で,エーテボリの観衆を酔わせました。
この時点で,完全に同門にして同窓の先輩である村主章枝を凌いだ,と言っても差し支えないと思いました。
しかし,因果は巡る・・・と言うべきでしょうか。
バンクーバー五輪の出場権を賭けた,09年の全日本選手権。
SP2位でFSとの合計で197点という高得点をマークした中野選手を僅差で破り,版クーバー五輪の最後の切符を掴んだのが,鈴木明子選手でした・・・。
前年のNHK杯でも,スポット参戦だった鈴木選手が2位,中野選手が3位で何とかGPF出場と,なにやら因縁めいた対決の様相を呈していたのですが,太田選手の代役だった中野選手が,それまで日本女子フィギュア界をリードしてきた先輩の村主選手に取って代わり,やがては1つ年長の鈴木選手に・・・という交代劇が無情にも行われたことが,私としては,穏やかでは居られませんでした・・・。


でもって,太田・中野両選手が引退してからは,鈴木選手を応援してきました。
勿論,真央ちゃんや村上選手も応援しますが,ここ4年ばかりは,鈴木選手がご贔屓です。
我が街で学生時代を過ごしたというのも理由の1つですし(摂食障害に苦しんで,良い思い出は無いかもしれませんが・・・),何よりもマスコミうけしない・・・というか,マスコミが話題にしない・・・というのが,私の心の琴線に触れていたりします・・・。
13回の全日本選手権出場で,最後の最後で高得点で優勝という最高のシチュエーションだったので,ぜひ今夜と明晩は頑張って欲しいものです。
正直言って,FSでは3-3のコンビネーションは無いし(SPも回避?),難度の高いジャンプは,最後の3Sぐらいだし,きっとミスしたら大減点される恐れが有るので,厳しいでしょうが,全日本の時のように,きっちりと仕上げれば,素晴らしい演技となることでしょう・・・(海外試合での無傷の演技は見たことないですが・・・)。
技よりも,表現力とエッジワークの深い,抉りの効いたストレートステップが魅力ですので,前回のバンクーバー五輪以上に印象的な演技を期待したいです・・・。


・・・という訳で,あと2時間ちょいで開幕です。
期待の選手は,日本勢3名以外だと,トリノで見せた原石の輝きから8年のエレーネ・ゲデヴァニシビリ(グルジャ)と,アメリカ勢2人(アシュリー・ワグナーとグレイシー・ゴールド)でしょうか。
あと,中国の李子君(ジジュン・リ)も,見栄え抜群で期待です・・・。

いずれにしても,頑張れ日本人女子!!





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