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關西紀行-其之廿壱:グルメ編壱「孫兵衛 」・・・

飲んで食べることは誰よりも好きですが,旅行となるとまた違うようです。
独りで歩いた独身の頃は,駅の立ち食いそばの食べ比べをしていたことがありましたし,コンビニの焼きそばの比較をしたこともありました。
とにかく1人だと食には金をかけずに旅行した記憶しかありません。
では家族で歩くときは・・・といいますと,さすがにコンビニで・・・とはなりませんで,それなりの食事をするようになりました。
昨年は,居酒屋で食事をしたところ顰蹙を買ってしまって(子どもには大好評だったのに・・・),飲み屋は駄目・・・となってしまいまして,夕食は現地でいろいろと探すことになりました・・・。
ま,あれこれ店を物色するのも楽しいものです・・・。


初日,京都駅に着いて,南都へ向かう前の昼食が,今考えると一番豪華だったかも知れません。
個人的には,京風ラーメンが食べたかったのですが,高カロリーと相方に一蹴され(昨年,伊勢丹の上の拉麺小路なるところに行ったばかりというのもあった),和食にすることに。
勿論,地場のものを食すことができる和食なら異存はありません。


京都駅で美味しいものを食べたいときやお土産を買いたいときに便利なのは,八条口の近鉄名店街「みやこみち」です。
初めて家族で京都に来たときは,すし昌なる店で美味しい寿司ランチを食した記憶があります。
今回は,その近くの孫兵衛なるお店に入りました。
あとは画像に語ってもらうことになりますが,とにかく美味しかったし店員さんの感じも良く,さすがサービス精神旺盛な関西・・・と思ってしまいました。
特に,私の食した近江牛のコロッケは美味でした。
丹波牛は有名ですが,近江牛というのも珍しいと思います。
もう1つ,若狭から直送されたと思われる焼いた鯖も,とんでもなく美味でした。
鯖街道なんてのがあるくらいですから,京都市民にとって若狭の鯖は貴重な蛋白源だったことでしょう・・・。
そして,夜は飲み屋になる模様で,赤黒霧に三岳(屋久島に行ったとき填りました),そして伊佐美・・・と,焼酎の連合艦隊も見ていて楽しいものでした・・・。

http://blog.goo.ne.jp/fw14b_2005/e/16074f6e06d36a0a019f960e18f02c1b

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2015/02/08 11:14
そうか…他府県民には近江牛ってメジャーじゃないんですねえ(・_・;)
牛信奉の強い関西では、神戸ビーフ、松阪牛、但馬牛と並んで近江牛も結構有名だったりするんですよ。

滋賀県でグルメを楽しもうとすると、海がないから魚系はあまり評判が良くない。琵琶湖で取れる魚といっても、高いのはむしろ小魚(しかもブルーギルやブラックバスのおかげで絶滅が危ぶまれている)だったりしますし。アユは洋食乗馬多いので天然物はほぼ見かけない。近江米こそ有名ですが、野菜や酒等のブランド化に成功しているとは言い難い。となると楽しみは近江牛か地鶏に行きついたりしますw とは言っても近江牛も高いのでなかなか手が出ませんが。

若狭というと鯖なんですが、実は現在、若狭湾で鯖は水揚げされていません。若狭・小浜名物で鯖一尾まるまる焼く「焼鯖」なんてありますが、あれも実は地物ではないんです。「伯方の塩」が実はメキシコ産ってのと同じぐらいの衝撃を受けそうですが、どこの海水を使おうと伯方伝統の処理の仕方で製塩しているのと同じで、若狭や京都に根付いた調理を行っているうちは若狭名物、京都名物という事で…よいでしょうか^^;
かつては若狭で水揚げされた鯖を、一晩以上かけて京都まで運んだそうです。さすがに青魚なので、そのままでは持ちませんから塩をしておく。これが京都に付く頃にはちょうど良い塩加減になっていたとか。現在の京阪出町柳駅付近の鴨川分流点が鯖街道の終着です。




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